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星と夜空と少年と
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作詞 como. |
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夜空に煌く星に 届きそうな気がして
手を伸ばした
ポケットに手を突っ込んで フード被って歩いた夜
空に光は無いのに 道はいつもより明るく見えた
月も星も皆 何処へ行ったの?
見上げれば 群青だけが僕を睨む
あぁ 光と影を繰り返す
日々をただ漠然と過ごして
足元に転がる缶を蹴れば
何かが見えるのか?
しゃがみこんだコンビニの前 群がる虫を払い
柄の悪い輩の声に イヤフォンで耳を塞いだ
子どもの頃に 掴まえた星は
空へは還らないの? 手を開いた
あぁ まだ終わらぬ闇に
ため息が白く浮かんで
星を受け容れない群青を
睨み返して嘲笑(わら)った
さぁ そろそろ帰ろうか?
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