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月姫
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作詞 ドクダミ |
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変わり映えしない街の夜景を
飽きる事無く見渡せば
流れ星1つ 空に垂らして
表情そのまま 願い事
気をつけて此処は高い所
風の無い静かな空間
密やかなネオンが僕には眩し過ぎるよ
君にはどのように映っているかな、なんて考える暇もない
しなやかに交わる広い交差点でさえ
ぶつかる肩に行く手阻まれ
きっと届かない永遠
3回目 君は拒んだ
ゆっくり掌から滑り落ちて
言い終える直前 お別れの時間
気をつけて…此処は空に近くて
手を伸ばせば届く満月
見上げても今夜はもう星は流れない
君から告げるは「さようなら」とか、なんて思い返したくない
緩やかな傾斜が今は急角度みたい
定期的な電灯に照らされ
ずっと遠くの永遠
密やかなネオンで僕まで輝かせないで
君からはどうやって映ってるかな、なんて月に向けてポツリ
しなやかなウェーブがかかった君の髪の毛
温もり、離れない僕の身体で
ずっと冷めない微熱が
想うから
気をつけて此処は高い所
風の無い静かな空間
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