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「もず」と私の傘
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作詞 ドクダミ |
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傾いた耳が捉えた 春の足音に
寂しさ感じた 今日この頃
予想だにしなかった 君の欠けた世界
降り注いで もっと 降り注いで もっと
私の何もかもを流すまでは
降り注いで もっと 降り注いで もっと
傘を忘れた少女を嘲って
俯いた視線の中で 水面の花弁は
同心円状 今日と同じ
感付く事は出来た それを知らないフリして
離さないで ずっと 離さないでずっと
今頃言ったって遅いのに
笑わないって 何よ 泣くこともできない
ピースの足りない少女は駆けてゆく
降り注いで 雨よ 止まないように もっと
私の何もかもを流すまでは
涙さえも きっと 冷たいはずだから
傘を忘れてきたのはこの為
私が私だった 君は君であった
あの頃思い出すのも辛くて
笑わないで 空よ 蒼さを見せないで
曇らせて同情が欲しい
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