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作詞 憂沙子 |
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砂だらけの階段に
ふたり寄り添って笑う
いつか一緒に乗った観覧車が
夜景を彩る
懐かしい夜の学校
ドキドキを胸に隠して
物音するたびに
お互いの手を強く握る
帰り道 雨の中
「もう一度だけ」君は呟き
あたしの濡れたくちびるに
優しいキスをする
思い出は途切れることなく
あたしの中で廻る
君は覚えてるのかな
あたしと過ごした一瞬たちを
もう二度と
君とあの細道を歩けない
記念日を指折り数える事も
ケンカして少し嫌になることすら
今はすごく愛しい
ねぇ、君は
あたしと居て少しでも幸せでしたか?
あたしは君と居て
この上なく幸せでした
思い出は途切れることなく
あたしの中で廻る
いつかまた出会ったら
手を振り笑顔でいられるように...
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