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廊下に出た瞬間駆け出し門を出た
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作詞 ふゅーく |
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人生なるもの幾らか終えてきた およそ順番通りに完了さ
名前順に席についてさ 触れてはいけないその寒暖差
押してはいけないボタンを押したい そんな衝動に駆られちゃ撤回
でもなお口にし続ける呪い(まじない) このバーコードのシール剥がしたい
剥がしたいんだよ 出来るだけ綺麗にさ
僕は誰かに 買われて飼われたいわけじゃない
ちょっと、そこどいてっ
上を見ても下を見ても、果てしなくキリは無いってもんで
自分が今何番かなんて、どこまで重要か怪しいもんさ
昨日の事はもう変わんないし、明日の事もわからないから
意外と物事はシンプルに解決するのさ
(小学っ)向かいのトモミがピアノを始め、(中学っ)親友ヒロは週五塾通い
(高校っ)偏差値至上主義者のサトシ、(大学っ)彼女のミホは「ゴメン今日合説!」
とりあえず大人に従っておけば ひとまず周りに合わせておけば
失敗はないさ、でも気を付けて あっという間に君も大人さ
気が付けばさ 本音と建前が天秤に
かけられて かけても結局見てみぬふり
もう、うんざりじゃん?
選択肢の中から最も適当なものって
そもそもなんで僕は、この問題解いてたんだっけ
徐ろに手を挙げて「先生、トイレいっていいすか?」
廊下を出た瞬間駆け出し門を出た
望む前に いつの間に取り付いた何かを
剥がしたいんだよ 出来るだけ綺麗にさ
早すぎだとか 今更遅すぎだとか
やっちゃだめとか やらなきゃいけないとかが
何食わぬ顔で僕らの前にいるけれど これ以上そこに居座るな
ちょっと、そこどいてっ
今知ってる事より、まだ知らない事のほうが
会ったことある人より、まだ出会ったことのない人のほうが
見たことある世界より、まだ見たことない世界のほうが
何倍何十倍も多いって知ってたかい?
上を見ても下を見ても、果てしなくキリは無いってもんで
そもそもみんなが言う「上」が幸せかも怪しいもんさ
昨日の事はもう変わんないし、明日の事はわからないから
ホントにやりたい事が出来るのは今だけだ
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