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七重八重、華は咲けども
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作詞 ほつま |
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祭囃子が こころを撫でる
朝に死せど悔ひ無し
藍染め抜ひた 袖の端ふわり
清らが追った夢語り
例へ…
※叶わぬ夢でもこの世は富籤
戻らぬ言の葉噛み締めようとも
時は来ぬ されど遠からじ
春の海 溺れてく
咲ひて咲かれて 七重八重 戀模様
春塘に濡れた 桜吹雪が攫ふ
誘ひ誘はれ 秋の鹿でもいいわ
私の想ひは 終夜照らされず
何も知らなひ 無垢な女は
馬鹿を見るだけだからと
知った風して 口裏合はす
強かにはなり切れなひ
いづれ…
終りが見えても「御存じなひ」のよ
召される時までお縄で縛るの
別れたひ? いいえ逃がさなひ…
華の雨 降りしきる
寝取り寝取られ 七重八重 戀模様
冴返る静寂 片隅 破鏡光る
刺して刺されて それも永久の形ね
小さな秋霜 懐に隠し持って
例へ…
※繰り返し
まだ華は散らぬ どうか風よ吹かなひで…
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