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瞬間移動
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作詞 雨宿一遠 |
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目を閉じて 深い闇に吸い込まれた
そして違う世界が僕の周りに
次から次へと変わりゆく世界
コマ撮りの短編映画のごとく
いや、違う 変わっているのは僕だ
そんなことがあるはずかと浮き彫りの思考の塊
その一瞬に幾千ものビジョン
動き回ってゼロから無限へと
超能力者気取りで駆け抜ける
それでも所詮、作られた場所
確かなのは夢想家だということ
昔から今へと変化の連続で
目が回ってくらくらするのは当然
いや、多分回ってんのは世界の所為だ
自分は何もしていない目を閉じたのも忘れて
その闇の中に不可算なフィールド
走り回って東から西へと
戸惑いだけ覚えてさまよっている
ハリボテだけの限られた場所に
浮世依存なのは絶対的
迷子になっていることも知らないふり
目覚めないうちは脱出できない
なのにいい夢はほんの一瞬さ
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