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黒猫
作詞 退会
国道の電灯
怪しげに濁るオレンジ
空に映るはずの星
引っ掻き傷も残さずに

憂鬱な月曜日
午後10時頃の路地裏
鼻歌歌い歩くのは
嫌われ者の黒猫でした
少しクセのある黒髪
お気に入りのパーカー
いつものあの格好で
歩いていました

強くありたいと叫んだ声は
いつしか歌に変わり
誰も知らない自分をうたう
そうしたら何故か寂しくなって
光るおおぐま座掴むふりして
何もなかったように歩き出す

いつもと同じ朝
平和すぎやしないか?
それをあいつに言おうとして
黒猫は白猫を追いかけた
少し背の高い
白いジャンパー
いつものあの格好で
笑いかけて手を振った

嫌われ者に好かれても
きっと迷惑だろうな
誰も知らない自分の歌は
君だけに届いて欲しい歌
だけどそれは伝えてはいけない
君を困らせるだけだから

叫びたいこの想いは
君はきっと必要ない
だけど君が笑うたび
苦しい愛しい切ないこの気持ちは
大きくなっていった

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歌詞タイトル 黒猫
公開日 2012/11/18
ジャンル その他
カテゴリ その他
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