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ロード
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作詞 Nii |
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雨みたいに呟いた
言葉は足元の水溜まり
精一杯踏みつけた
跳ねた雫が冷たい
少しだけオシャレして歩く
誰もいない道さえも
霞んで見えた景色の中で
僕はまだ前を向いている
いっそこのまま歩き続けるなら
ここで倒れてしまっていい?
なんて問答を繰り返して
僕らはまた歩いている
不完全な正しさの中
埋もれていく僕の声が
まだ何かを探しているんだ
形ないものにすがった
誰かに分かってほしくて
無機質な温かさ
吹いた風が冷たい
誰かに好かれていたくて
嫌われたくもなくて
中間地点を探していた
僕はまた迷っているみたい
ずっとこのまま歩き続けるのかな?
そんな事なんてどうだっていい
だって適当な理由なんて
後から、ほらついてくる
限られた時間の中
生まれていく幾つかの夢
目が覚めて忘れてしまうように
消えてゆくけど…
ずっとこのまま歩き続けるから
前だけ向いていたっていい
だって雨の日も風の日も
よく見て、ほら乗り越えた
不完全な正しさの中
埋もれていく僕の声は
まだしっかり叫べるから
生きてる証だって探せるんだ
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