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幻
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作詞 Nii |
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鳥の声を聞く 切なさに心を打たれながら
「きっと君も独りだろ?」手を伸ばしたら飛び去っていった
君が見る世界 僕はどう写っていたのだろう
灰色のスケッチブック 白と黒だけのモノクロ写真
「あの時たぶん消えるべきだった」
思い起こして数えて 結局何かするわけでもなく
ただ時の針だけが回っていく…
幻をひたすら追い回して 疲れた頃に現実に捕まった
少しずつでも現実と向き合っていれば
バカみたいに期待してひどく落ち込むこともないだろう?
現実を信じる勇気があればいい ただそれだけ…
何もない部屋に 僕ひとりだけを閉じ込めてくれ
「いない方が楽でしょう?」「動かない方が楽なのですよ」
君が見る世界 僕がいなければどうなるのだろう?
ダヴィンチ並みの絵画に 最新の流行りの液晶テレビ
「なんであの時ここにたっていたの?」
鳥に尋ねてみたら 風の向くまま気の向くままさ
そう言い残して飛び去っていった
幻にひたすらもてあそばれて それでもなお幻を追いかけていた
諦めの正しい意味も知らないままで
バカみたいに期待してひどく落ち込む日が何回もあった
諦めの正しい意味を知ればいい ただそれだけ…
いつでもどこでも自己中心的にしかいられない
信じられるものが一つだけでもあれば…
現実とひたすら向き合ってみて 一緒に幻を追いかけている
いつかは届けると互いに励ましながら
バカみたいに期待することもひどく落ち込む日も少ない
信じられるものが一つあればいい ただそれだけ…
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