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夏の芽
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作詞 スイ |
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夕暮れ写す海と
かける夏の星座追って
過ぎる日々、君の涙全部
守ってたら、すこし溢れてった
ああ、僕の中の小さな芽が
乾いた顔で睨むから
シャツ越しに掴んだ僕の胸は
すこしずつ締まって行くのを
感じてた
※
止まらない時の中で生きていると
忘れてた、この瞬間が来るまでは
離さないで掴んでいたはずの
その手の形温もりでさえも
幻、消えてゆく夏の終わり
これが最後だって
今日が最後だって
この先はもうないって
「忘れてよ、おねがい」なんて
これが最後なんて
今日でサヨナラなんて
この先は一人でなんて
笑えるはずもなくて
陰る、火が沈む
夜がくる
かわいた芽が少しずつ濡れていく
引く波音にさらわれるように
消えていった金色、幻の君
※
止まらない時の中で生きてると
忘れてた、この瞬間が来るまでは
離さないで掴んでいたはずの
心の形温もりでさえも
幻消えていく夏の終わり
すり抜けた冷たい夏の終わり
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