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電車の窓から
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作詞 kyonjiro |
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ビルの窓に映る僕は
電車の中の駒の一つ
どんなに騒ぎ暴れても
レールを外れることはない
白髪の目に映る僕は
所謂近頃の若者
真面目な意見は流されて
あげ足とられて動けない
青い目から見た僕は
ただ一人の日本人
過ぎた歴史(かこ)に縛られて
はやりの中に溶けている
純粋な目から見た僕は
二足歩行の人間で
独自のルールに固執して
平気で首輪をつないでる
宇宙の目から見た僕は
点にも満たない存在で
青と緑にとけ込んで
空の黒さを嘆いている
君の目に映る僕は
どんな存在なんだろう
唯一無二の存在か
箱の中のハズレくじか
僕の目に映る僕は
どんな存在だろう
鏡の中ではわからない
心の中は認めない
僕の目から見た全ては
どんな存在だろう
無駄なものなど一つもない
無駄と言われる価値がある
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