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もう一度
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作詞 柔軟剤 |
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ある少女は言いました。
「私は普通じゃ物足りない!」
その少女に言いました。
「あなたはとてもお目が高い。」
大きなダイヤの首飾り
綺麗なドレスに身を任せ
ついには皆(みな)を見下した。
少女は孤独に目を伏せる。
欲が滅ぼす我(われ)の身を
直す術(すべ)はもう無くて
拡がる川にもう一度
跪いて(ひざまずいて)叫ぶがいい。
私は凡て(すべて)を手放したと。
ある少年は言いました。
「僕は普通の暮らしがしたい!」
その少年に言いました。
「あなたはとてもお目が高い。」
雨風凌げる(しのげる)家に住み
満たされるまで飯を食む(はむ)
ついには叶わぬものとなり
少年は孤独に囚われる(とらわれる)。
欲が滅ぼす我の身を
直す術はもう無くて
拡がる川にもう一度
跪いて願うがいい。
僕は凡てを手にすると。
欲が滅ぼす我の身を
直す術はもう無くて
拡がる川に背を向けて
善がる(よがる)あなたを突き放す。
凡てはあなたのために・・・
凡ては私のために・・・
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