|
|
|
一について
|
作詞 カポ |
|
君が母さんのお腹の中
小さな鼓動を波打たせた
その瞬間に君は紛れもない一になった
誰かと自分を比べてた
そんな時間もたまにはあった
それでも君はいつだってやっぱり確かに一だった
存在なんてどうせ 君自身が決めるもの
君がここにいるって言い張ったなら
誰が君や何をなんと言おうと
君はそこにいるんだ
意味があって それを分かって
その意味に合うように生きる人 ほら
どこにいるって言うんだい?
みんな自分を動かして生きる
意味がなくて それを嘆いて
その意味を見つけようと死ぬ人 ほら
そんな意味なんて知る前に
君が一であることを忘れぬように
運動会かけっこ ビリだった
成績 よくも悪くもなかった
いつも誰かに大きな一と丸丸欲しがった
叶うはずもないような夢を見た
飛んで夏の虫のように火に入った
傷がついても勲章のように誇らしげだった
完成なんてきっと 生き抜いてから見るもの
君が今この時に声を張り上げるは
ただ ただ 不完全な自分を
今日はもうちょっと
意味があって わからなくって
その意味を捨てようとする人 ほら
心の声はまだきっと
離れたくないよって泣いている
一にだって 出来るんだって
その意味がいつかわかる人 ほら
前だけ見ろとは言わないよ
君が一であることを忘れぬように
ちっぽけだっていいんだ
情けなくっていいんだ
大事なことは たった一個だとも言えないんだ
でっかくなくていいんだ
強くなくたっていいんだ
大事なことは たった今
君が一だ
一について 考えたって
自分に自信は持てないけど ほら
みんな同じって分かった
みんなが一なんだって分かった
位置について ピストル鳴って
踏み出してしまえば もうきっと
君は君であることに迷わない
君は一であることを忘れない
君は君であることに迷わない
君は一であることを忘れないんだよ
|
|
|