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作詞 白根樹 |
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薄汚れ濁った曇り空
晴れた青が恋しい
暗く深く重く垂れ込む灰色は
いつかの僕と君によく似ていた
希望を知らないあの日の僕は
曇天みたいな死んだ目をしてただ息をしていただけ
そんな立ち止まってる僕を見て腕を引いたのは君だった
走れと叫び僕を引っ張る
君の世界へ飛び込んだ
息を切らせて前を向いたとき
いつのまにか僕の世界は色づいていた
変わり始めた僕の世界は
日々明るさばかりが増していき少しずつ前に進んでく
でも代わりのように君の世界が色を失い始めていた
「綺麗だよ あなたの世界
息するだけじゃもったいないよ」
まぶしかった君を取り戻そう
僕は立ちすくむ君の腕を取った
君を引っ張って僕は走る
僕の世界へ飛び込んだ
息を切らせて振り返ると
君の目が光をこぼしていた
静かにそっと君の手を握る
僕らの世界はつながった
「ありがとう」と笑った君は
あの時みたいにまぶしかった
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