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キンモクセイの仕業
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作詞 ファンタジスタ |
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快い風 快い香りに包まれて
今この季節を感じ
今この季節に身を置く
どこか懐かしくもあり どこか新鮮でもあるこの香り
それはキンモクセイの香り
スーツを着てノートパソコンを抱えた男の人
色んな色したランドセルを背負った小学生達
椅子に座ってまつ毛を直す女の人
腰を曲げてつえをつきながらゆっくりと歩く老人
みんなこのキンモクセイの香りに包まれている
ぴゅーっと風が吹き抜ける
ちょっとだけ寒かった
もう季節はすっかり秋めいて
もの悲しさが漂う
でも不思議と不快ではない
きっとそれはキンモクセイの仕業
この季節を彩るキンモクセイの仕業
この香りに包まれながら深呼吸をして
僕はまたゆっくりと歩みはじめる
明日へ・・・
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