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時刻
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作詞 森實瑠帷 |
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あの時代は良かったと懐かしまれる時代たち
生まれなくて良かったと推し量られる時代たち
その中には幾つの年が一括りにされているのだろう
刻み込まれた夏もある 忘れ去られた秋もある
何もなかったと一言にまとめられた年には
幾つの月が一括りにされているのだろう
別れを惜しむ冬もある 出逢いに迷う春もある
すべての時を刻み込め すべての時を刻み込め
その中には幾つの日が一括りにされているのだろう
迎えたくない朝もある 消えてしまいたい夜もある
あっという間だと見向きもされなかった日には
幾つの時間が一括りにされているのだろう
数えきれない分もある 拾いきれない秒もある
すべての時を刻み込め すべての時を刻み込め
これまでに通り過ぎていった波風の中で
幾つの瞬きを君は見せたのだろう
この先で飛び込んでいく渦潮の中で
幾つの瞬きを君に見せるのだろう
すべての自分を振り返れ すべての自分を思い出せ
すべての時を刻み込め すべての時を刻み込め
すべての時を刻み込め
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