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恋心
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作詞 条峙 |
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校舎は際限のないダンジョン 擦れ違う憧れの人
妄想のタイマーが切れる音 胸の内にそっと隠して
教室に差し込む光 グラウンドを走る羊の群れ
柔らかい空気の中で そっと君へと想いを寄せてみる
規則正しいチョークの音に 歪な思考はリズム合わせて
想像が窓を飛び出してくんだ 僕の知る世界その先まで
いつか辿り着く理想の未来 そこに君を連れていきたい
今はまだ他人の二人だとしても
息を切らしながら困ったように笑う顔を見かけたんだ
気づかないフリして傍を通り抜けて未熟な僕は惑う
シャーペンがなぞる文字行方は テキストなのかその恋心なのか
二者択一を迫るには あまりにも忍びない現状さ
チクタク刻む時計の針に 変わらない気持ちが置いてけぼり
だけど前向きで進んでいくんだ 君のいる世界その先へと
いつか辿り着く大人の未来 そこで君は笑ってるのかな?
僕だけの世界が膨らんでいく
君が来るいつものあの場所で 足音鳴らして訪れを待つよ
期待が先走って僕を引っ張るんだ 僕の知る世界そこを越えて
いつか辿り着く理想の未来 そこに君を連れていきたい
今はまだ君の名前も知らなくても
僕の大切な恋心
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