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一夏の罪
作詞 条峙
「さあ、こっちにおいで 人見知りなんて俺が壊してあげる」


八月の風が薫る 緑色に囲まれた町外れ
好奇心がくすぐられるこの地で 僕は君と出会った

酔っぱらった大人達と歩幅を合わせる必要はない
黒目がちな君を外へと誘ったけど 反応は鈍く

「さあ、一緒に行こう 人見知りなんて俺が壊してあげる」
ワンピースと同じぐらい白い、細い手を繋いで
僕らは駆けだした


サンダルの下で石が刺さる スニーカーの君も息を切らす
気づけば家が見えない場所まで 僕らは走っていた


用意された道の上を進んでいく義務などはない
僕と君が立ち止まったこの草の上で 風色が通った

「さあ、こっちにおいで 人見知りなんて俺が壊してあげる」
恥ずかしくなるくらい甘い、気障な台詞を吐いて
僕らは抱き合った


夏の暑さは僕をおかしくさせる 華奢な体をただ強く抱きしめた
夏の暑さは君もおかしくさせる 大樹達がただ優しく見守っていた
幼い罪はきっといつか勲章となるだろう 一夏の物語

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 一夏の罪
公開日 2012/06/10
ジャンル その他
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コメント もうすぐ夏ですね
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