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右手
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作詞 さや |
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躓いたら擦りむいた
右肘の少しした
転がったら傷ついた
左膝の少しうえ
今日は足元がまわらない
目に見える傷のあとが
気がついたら痛かった
心のどっかが痛かった
振り向いたら擦りむいた
右胸の少しよこ
見つけたら傷ついた
左胸の少し奥
今日も頭がまわらない
喉についた傷のしみが
ただひたすら痛かった
涙が枯れて痛かった
繋いだ右手に残ってたのは
あなたの温もりよりも孤独
繋いでた左手に残ってたのは
わたしの少しの愛…かな
覗いてみたら止まってた
右肘の血の流れ
屈んでみたらかたかった
左膝のかさぶた
今日は時がまわらない
癒えてく傷のあとが
気がついたらなくなった
心のどっかがなくなった
覗いてみたらかわってた
昨日の夜のこと
屈んでみたら沈んでった
重りを抱えて
繋いだ右手に残ってるのは
ただ冷たい空気と声
繋いでたい右手は求めてた
あなたの少しの愛…だけ
気がつくとかさぶたになった傷も
見つけたら痛んだささくれも
喉がキリキリする胸の痛みも
ぜんぶぜんぶ気がつくとなくなっていた
繋いだ右手に残ってたのは
あなたの温もりよりも孤独
繋いてた左手に残ってたのは
わたしの少しの愛…でしょ?
わたしの少しの愛…だけ
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