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ドミノコール
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作詞 古閑 |
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いくつもの黒い言葉に
追い詰められる怖さ
味わうまであと何秒くらい
産声を最後尾に
自問自答を先頭に
脇目も振らず声を張り上げる
忘れようとすればするほど
焼きついてくのは何故
誰が組み立てた自分を
恨めない不条理
愉快でしょう ほら
笑ってよアヒルのように
足をばたつかせて
抜け出そうとする僕を
心に響いた大切な
言葉だけ覚えていられたら
全てが傷つくということも
傷つけられる行為も無かったのに
責めて好きなときだけ
逃げられるように
見逃せるようにしといてよ
完璧は無いこと知ってるけど
頼み綱がそうでないなら
話にならないじゃないか
だから笑ったよ
一つだけ言いたいことが
出来た頃には遅れてそうだ
揺れた絶望からの出口が
何もかも物語っていた
汚れた心からの汚れた文字に
追われて生きるように
皆後ろを気にしてた
捕まらないよう優しくしてた
叫んだら虚しく響いた
呟いたら何故か残り続けてた
耳塞ぎたくなる気持ちは
分かるけれど今は聞かなきゃ
脇道にそれずに追われ続ける
勇気を見せなくちゃ
朝が来たら少し楽になるかな
いつか何も考えずに
白い言葉を引っ張って
誰かの元へ走り出そう
思うんじゃなくて話したい
小さくても抜け道作りたい
今落ち込んだ人に渡しに行く
こんな詞を書いたお詫びだと
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