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静涙−セイルイ−
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作詞 那伽 |
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つまらない事で笑って 小さな事に嘆いて
ただ何となくで過ごす毎日
物に当たったって 親に反抗したって
何も変わらないことぐらい知ってるさ
だけどこの心保つためには泣くだけじゃ余りにも辛い
*街明かりが差し込むこの部屋で独り
膝抱えて泣くのはもう日課になって
声が漏れないようにと噛締めた唇からの鉄の味
握り締めた手のひらに残る爪痕
静かな夜に溶け出していく
誰かの事を見下して 自分の方がマシだと
くだらない方法で慰める
人に当たったって 周りを避けたって
何も起こらないことぐらい知ってるさ
だけどそうでもしなきゃ心が潰れてしまうから
*ネオンが揺れて交わるこの街で
自分通して生きていくのは難しくて
下ばかり向いてたから曲がってしまったこの腰も枯れた声も
色を失って曇ってしまったこの目も
静かな夜に溶け出していく
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