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音無夜
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作詞 那伽 |
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誰か私の心に鍵をかけて
銀の鎖外れぬように
泉の底深い闇の中
眩しすぎる光を遮ってくれる
時折、水面(みなも)より顔覗かせて
月に祈りの歌を
風の音に掻き消されぬように
遠く深く響け
*深い森の中 誰も近づかないこの場所で
私は一人で眠る
月は朱に輝き 泉を染め上げてく
悲しいだなんて思わないよ
心のドアノブ外し取って
誰も覗き込めぬように
蒼く澄んだ水底は暗く
世界と私の間に壁を作る
時折、月を見上げて想う
光のあたる場所を
蓮の花よ私の姿を隠して
暗く静かな場所へ
*深い森の中 誰も来ない私の楽園で
甘い夢を見続ける
空は雲に隠れ 星の光を遮る
悲しいだなんて思わないよ
ほんの、少しだけでいいから
貴方のことを想わせて
この気持ちが砂に呑まれぬように
強い輝き放て
*深い森の中 誰も近づかないこの場所で
私は一人で眠る
月は朱に輝き 泉を染め上げてく
悲しいだなんて思わないよ
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