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君風
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作詞 山猿 |
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いてつく風が体中を刺す
寒さに首をひっこめてポケットに手を突っ込んだ
人ごみを抜けて出た静かな道
いつかのようにとなりを見ても君はいなくて
なんで消えたんだあの時感じた温もり
いてつく風に凍えてしまうよ
寒さにふるえる君の手を強く握り締めたあの冬
二人でこの道を歩みながら二人だけだねと微笑む君
笑顔と温もりから切ないほど感じた思い
あの時ふるえる君を抱きしめれば良かった
優しい風が体を包み込む
あの日消えた温もりをあの風の中に感じた
二人だけのこの道に吹く風
いつかのように耳元で囁く声のようで
なんで消えたんだあの時感じた温もり
優しい風に涙流れた
いつも笑う君の顔を強く心に刻んだあの冬
忘れないよいつも思い出すよ二人だけだねと微笑む君
笑顔と温もりから溢れ出るほど感じた思い
あの時ふるえる君を抱きしめれば良かった
明日あの場所で会おうと約束した
当たり前だった明日が消えた
この世の果てまで歩いて行っても
どこにも君が見当たらなくなった
いつも笑う君の顔を強く心に刻んだあの冬
決して消えない温もりだけ残して君との明日が消えた
笑顔と温もりから放たれた君の思い
あの時ふるえる君を抱きしめればよかった
風となった君を強く強く心に感じたこの冬
二人でこの道を歩みながら二人だけだねと微笑む君
あの時抱きしめられなかった
あぁ今吹いた風は君だったんだ
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