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最後のさよなら
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作詞 重 |
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綺麗に終わらせてみせる なんて言うけど
そんな決意なんて実は曖昧で すぐに崩れてしまったりする
絶対泣いたりしないって 強がってみても
こんな僕は毎日 膝を抱えて押しつぶされそうになってるんだ
気がついたら街の向こうは赤い夕焼け
それが怖くて辛くて 逃げ出したくてさ…
半端な思いじゃ 傷つけるだけだって
もう戻れないけど 最後くらい笑いたかったんだよ
何が悪かったとか 結局無駄だったなんて
言ったりしないから 最後くらい向き合いたかったんだよ
届きはしない 分かってるから
僕だけを思ってるって 嘘つくの下手だね
じゃあ隠して見せてよ 行き先を知ってるから呼び止めなかったんだ
振り向いたら二人の道が見えるんだって
それが怖くて辛くて 逃げ出したくてさ…
ずっと分かってた もう無理なんだって
でも言い出せなくて 可笑しいくらい好きだったんだよ
一人で足掻いて 一人胸を詰まらせて
滑稽すぎるけど 可笑しいくらい愛してたんだよ
届きはしない 分かってるけど
一人佇んで あの街の明かりを見た
涙も乾いてきて もう座り込んだりしない
思い出せないことも増えてきて
だけどほら たまに苦しくなるよ
きっと 君が 最初で最後だったんだ
半端な思いじゃ 傷つけるだけだって
もう戻れないから 最後くらい幸せになりたかった
誰も悪くないって 悲しい別れは嫌で
叶わなかったけど 最後くらい 笑って言いたかったな…
届きはしない 分かってるから
「さよなら」
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