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三番目と四番目
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作詞 NO NAME |
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よし決めた の一言が言えない
もう諦めた と弱音しか吐けない
もしそうなれば と夢しか見れない
もう死に慣れた と愚痴しかこぼせない
あと五分だけ と言い訳しかできない
きっと竿竹 は布団しか干せない
まだ序の口だ と見栄しか張れない
もう生き飽きた と不満しか感じない
そんな自分に嫌気がさしたと この目は言った
こんな自分がいる世界など 目も当てられないと
もう目が回る 目が腐る 目が潰れると
喚き散らして 泣き散らして訴えた
そこまで言うならばと あの日 閉ざした瞳
今 開かなければ二度と見えない気がして
でも 二度と閉じれない気もしたりして
迷った挙句に また一筋の水が零れた
角度を変えたら輝いている
見方によっては眩し過ぎると 君は言う
そんなことはあり得ない
昨日まで見てきた世界が全てだと 僕は言った
もし目が三つあったら 少しは変わったのかな
それとも 今より歪んで見えただけなのかな
もし目が一つだったら 少しは変わったのかな
目の前の現実を見ないで済んだのかな
するとね 君は その澄んだ二つの瞳で
僕の 閉ざした 濁った瞳を見つめて
もし目が四つだったら きっと変わるかも と
そんなふうに言ったんだ
そして開いた二つの瞳 互いに見つめる四つの瞳
目だけは達者でも なんも絶対変えられはしないけど
あれだけは譲れない物 きっと代わりなんかありゃしないから
ここだけの話なんだよ それはね君とて同じだから
なかなか希望は見えないけど 向こうは僕を見てるから
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