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Halcyon days
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作詞 ほら吹きに毛の生えたにわか詩人 |
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ずっとそこにあり続けてほしい
幸せってこういうものかなぁ?
ぼんやりと時間が棚びいていく
それは無意識を意識する瞬間
もっと今日が続くといいな
温みで頭がのぼせているんだろう
平和に惚けてみればいい
ふと日常が温かく包まれていく
湯気でぼんやりとしか見えていない
いまも紛争で死にゆく子供はいるんだろう
だけど僕一人ではどうすることも出来ないから
そうやって今日も食卓を囲んでいる
例えば 君の楽しそうな姿を覗いたり
味噌汁がいつもより美味しかったり
街で空き缶を拾ってる人を見かけたり
そんな今日がずっとそこにあるなら
素直に幸せって呟いてみる
そんなとこから争いってなくなる
目を背けてはいけないこと
現実は理想にはまだ程遠い
地球は球体ではなく楕円球形で
偏りやズレは顕著に現れている
世界情勢をマンションの
片隅で憂いて夜風を浴びている
理不尽を暗黙している首脳たちに
苛立ちを募らせてみたりする
Change the Worldの安売りを
クラシックギターとともに掻き鳴らす
メロディもなく 近所に騒音と処理され
毛布にくるまって安らかに夢を見る
例えば 君の表情の変化を眺めたり
愛犬ポチと散歩に出かけたり
気の合うやつと久しぶりに騒いだり
そんな当たり前すぎる日常が
何よりも好きって認めてみる
そんなとこから優しくなれる
今日も幸せだったんだ
浴槽に身体だけ預けて 心は遠くに飛ばす
湯気であんまり実感湧かないけど
兵士の心にも震えが見えた
例えば…ふとした日常に感謝してみる
柔らかいけどひび割れやすいもの
いつか壊れる日だって来るだろう
写真立てがガラス片になっても
残り続ける形のないもの…
いまが幸せ
いまが好き
そうやって呟いてみる
今がずっと続くなら
そんな明日がずっと来るなら
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