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一瞬
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作詞 love2535 |
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あなたに会うその一瞬は
私の大きな支えだった
あなたに会う その事だけが
私の大きな希望だった
私の宝物だった
あれは去年の夏のこと
隣の席のあなたの髪が 汗で濡れてた
その髪を揺らしながら笑うあなたが
その髪から滴り落ちていくしずくが
あまりに輝かしくて
私の心は いつのまにか
あなたの事で いっぱいになっていた
見かけによらず
几帳面なあなた
紙を半分に折るのにも
どのくらいの時間をかけたのでしょう
そんな小さなことにも
懸命に取り組むあなた...
そんなあなたが好きでした
春になり
あなたと会うのは 難しくなった
けれど この春がなければ
あの 一瞬の希望を感じることは
決してなかったでしょう
靴箱の近くの小さな椅子
放課後あなたはいつも そこに座っていた
そんなあなたを見つけた日から
私はあなたに会う一瞬を思って
ただそれだけを思って
放課後 いつも
靴箱に足を運んでいた
あなたに会うその一瞬は
私の大きな支えだった
あなたに会う その事だけが
私の大きな希望だった
私の宝物だった
ずっとあなたを想っていた
ずっとこの幸せが続くと思っていた
だけど
次に訪れる春の日には
この地 この空 そして あなたとも
別れを告げる
もっとずっと一緒にいたかった
あなたと会うその一瞬は
私を何十倍も強くしてくれた
大切なあの一瞬を 失いたくない
一緒に涙を流し合いたい
一緒に笑い合いたい
一緒に幸せを分かち合っていたい
そんな夢を与えてくれたのは
あなただった
もう二度と 会えなくなったとしても
無邪気なあなたと出会えたこと
そして あなたが秘めていた輝きを見た あの夏の日
あなたと会う一瞬を希望と感じた あの春の日
すべてが奇跡だったと信じて...
こんなにも素敵な想い出を 残してくれた
そんなあなたが 大好きです
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