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恋人剥製化計画
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| 作詞 Doll-56 |
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色褪せた写真の中で
微笑むコイナカを
見つめて独り生温い溜息
今はもう触れ合うのも
気まずく感じてる
あの日に戻れたら
ああ、戯言
あの日繋いだ手体温を
永久と感じてた自分に
愚か者と罵倒して言葉のナイフで
突き刺す……
空白だって拭えない
こんな空のココロじゃ
ずっと待ってるのに貴方は
抱き締めてさえくれない
影追う人の影追い
掴み損ねて壊れて
こんな月夜の端で私は
冷たい朝を迎えるの
色も濃く線をも濃く
浮かび上がる不穏
いっそ切りたい
それも戯言？
誰も居ない部屋の隅で
膝を抱えてる自分に
未練がましい罵倒して言葉のナイフで
斬り付け……
傷口だって癒せない
こんな空のカラダじゃ
ずっと待ってるのに貴方は
振り向いてさえくれない
影追う人は待たない
こんな私が叫んでも
こんな日向の隅で私は
冷たい夜をただ待つの
そんな痛みに晒し続けた私は
最早何者にも変わらぬ愛の亡者……
『イッソ殺シテ私ノ中デ絶エテ…』
恋はいずれ崩れる
それはもう宿命
どんな完全無欠の愛も
死ねば全てが終わるの
見つめた影は剥製
どんな望みもスルーね
そしてきっともう要らないと
燃やしてしまうのよ
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