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今日も街は泣いている
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作詞 SYOTA |
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1.
この街は今 元の大地へと帰ろうとしている
それなのに愚かな人間達はその願いを踏みにじる
己の欲望のままにただひたすら空に黒煙を吐き出して
黒い雨を恐れている
力のない声で鳴いた小鳥達を
親鳥はその力強い羽で包み込む
何故人間はお互いを貶しあい
都合のいい相手とだけ抱き合うのか
この眼に映るすべての幻想を
美しいだとか綺麗素敵だねだとか
そんなことはどうでもいいの
この眼に映る懐かしい日々は
涙を誘いおいでと手招きをしている
強い者はそれに救われて
弱い者はそれについて行くのだろう
今日も街は泣いている
2.
この海と空 鏡のように瓜二つに輝く
それなのに愚かな人間達はその輝きを奪いとる
己の大切な人を守るために海に汚物を流しながら
青い海だとかほざいている
飾りもまだない幼い小鳥達を
親鳥はその飾りつけた羽で守るだけ
何故人間はお互いを殺し合い
人間が人間を罰するのか
この眼に映るすべての階段は
長すぎるだとか短かすぎて泣くだとか
それはすべて自業自得の
この眼に映る遠いぼやけた景色は
見知らぬ景色で何故だか知らない訳じゃないようなデジャブ
強い者はそれに魅せられて
弱い者はそれに希望を抱くのだろう
今日も街は泣いている
カラスが鳴いている 平和だね
犬っコロが鳴いている うるさいね
人間が泣いている 悲しいね
今日も街は泣いている
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