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BIG TREE
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作詞 kazamidori |
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少年はひとつの決意をする
身支度を済ませ海へと急いだ
誰もまだ水平線の先を知らない
だからこそ僕が行かないと駄目なんだ
孤独ならもう慣れていた
最愛の母も父ももういないから…
少年は15ながら 海へ消えていった
死を自ら選ぶなど理解しがたいことだけど
いつかは誰かのためにと生きていけたら
誰かのために生きられたら
悪いことは何一つないだろう?
少年はひとつ溜息をする
漕いでも漕いでも何もありゃしない
だけど僕は確かな鼓動を感じてた
だからこそ僕が行かないと駄目なんだ
時に立ち止まりながらも
目指すべき場所もないのに何でだろう…
少年は15ながら 海へ消えていった
何もかもを失って ずっと一人で ずっとずっと…
慰めの言葉はいらない 聞きたくない
生まれ変わってしまう前に
どうにか辿りつきたい場所がある
少年はひとり… ずっと一人で…
だけどやっと辿りついたのかもしれない
少年はボートを捨てて
ひたすら走った やっと…やっと…
少年は15ながら 海へ消えていった
何もかもを失って ずっと一人で ずっとずっと…
慰めの言葉はいらない 聞きたくない
生まれ変わってしまう前に
僕が見たのはいのちのBIG TREE
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