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十六夜
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作詞 まもの |
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当たり前の様に 目を覚ませるのは どうして?
マフラーで口元を 隠した少年が 今日の出来事を記憶にした
生きていけない人 僕よりも立派 誰もがそう言ってくれたら
少し強い向かい風 呼吸し辛くて そいつに背を向けたんだ
命が恋しいな 人が怖いな 嘘が苦手で 嘘が親友
煙草を喰らう 誰かに言っといて 逃げたとしても どうでもいい
「あぁ何が好きで この世界に 居なきゃいけないの?」
「あぁ何が良くて その呼吸は 濁って汚いの?」
当たり前の様に 目を覚ませるのは どうして?
リムジンで行き交う それぞれ人類が 今日の出来事を過去と照合中
それが大好きな人 僕よりも最低 誰もがそう言ってくれたら
君を強く握りたい 掌の一部屋 そこの主になりたいんだ
空が邪魔くさい 地面は無駄に長い 月は憧れで 星は皆の物
見下したがる 誰かに言っといて 見上げ始めても 興味はない
「あぁ何が好きで この世界を 土足で踏んでるの?」
「あぁ何で君は その眼差しを 濁して汚すの?」
当たり前の様に 目を覚ませるのは どうして?
駅前の交差点 そこから外れたら 誰にも気付かれず花が咲いてるんだ
多分君の場合も ちょっと外れてみたら 君も知らなかった何かがあるかもよ
優しさが分かる? この想いが分かる? 君の掌は綺麗でしょう?
胡散臭い詐欺師の 言葉なんて燃えない ゴミよりも処理に困るけど
当たり前の様に 朝が迎えに来る それはそれで何よりも幸せの一つ
明日が邪魔くさい 明日が怖いな 明日は無駄に長い 明日が苦手、でも
明日が恋しいな 明日は憧れで 明日は親友で 明日は君だけの物
消されたがる 誰かに言っとくよ 薄くなってるなら 僕がなぞってみる
「あぁ君が好きで この世界を 僕は動けるんだよ。」
「あぁ君のせいで この世界は 美しくなるんだよ。」
「あぁ神様がもし 人の未来を 閉ざしているのなら、
当たり前の様に 目を覚ませるのは どうして?」
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