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同じ街
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作詞 その5 |
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昨日も同じ景色を見たような
オレンジに灯る蛍光灯の先
下り坂の途中見上げた半月
君も同じ景色を見ただろうか
あの頃とは変わってしまった
この生まれ故郷にも
今でも見え隠れする姿が
僕はまた探してしまう
曇った車のフロントガラスに
相合傘を書いて笑った
あの時の日付は消えてしまっても
もう一度書き出した傘の下
君の名前はやっぱり書けない
昨日も君を見つけてしまったんだ
小さな頃から見ていた君は
今はきっとあんな女性なんだろう
作り出した面影が笑ってた
あの頃とは何か変わったかな
もう4年も経った自分が
見上げる空はきらきら光る
僕はまた溜息をつく
繋いだ手と手がほどけていった
交差点は歪んで見えた
どれほどの時間を掛けて君を
僕は忘れていくのだろうか
悲しくても忘れたくない
だって紛れもなく
君が好きだったから
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