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えくぼの約束
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作詞 こむいち。 |
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いつもと同じ時間に鳴る着信音
手のひらで繋がる二つの時間
その瞬間がくるたび
思考回路、全開で描きだすの
まるで目の前に居るかのように
少し痩せた胸板も
あごに生やした無精髭も。
泣き虫だなって笑うかな
声はいつも涙に染まる
張り裂けそうなほどにね
思いがつまったこの胸を
抱き締めて欲しいよ
伝えたいことが積もり積もっていくと
手のひらだけの繋がりじゃ寂しくて
その瞬間がくるたび
意思感情、全力で弾けだすの
きっと困らせしまっているはずなのに
落ち着きを忘れない
穏やかな低い声は包む。
強がるなよって怒るかな
思いはいつも喉で萎む
いい癖だとは云えないけどね
形は整えて届けたくて
なのにね、上手く出来ないよ
逢いたい、逢いたい
春も夏も秋も冬も
逢いたい、逢いたい
逢えないなんて思いたくもない
逢いたい、逢いたい
朝も昼も夜もずっと
逢いたい、逢いたい
永遠なんて要らないから、今すぐ。
泣き虫だなって笑うかな
声はいつも涙に染まる
いつか好きだって云ってくれた
幼さの抜けない笑顔はね
あなたに生まれ、
あなたに捧ぐの。
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