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Haze Distance
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作詞 卓弥 |
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響く足音 昼下がり 曇った空の下
いつも通りの帰路で 何気無く 君と歩く
特別 話したい 事なんて まるで無いけれど
静かに前だけ見てる 君を放っておけなくて
何かあったの なんて言葉 かけてみれば 君はただ笑い
複雑に心を霞ませる
また足音が響く
途切れた言葉 沈黙に支配され
ただ足元に目を泳がせて
進んでる はずの時間が 止まっているみたい
近づきすぎて 何か思われてるかな
ただそれを 知りたいと思うあまり
切り出すのは 天気の話 「今日は曇ってるね」
初めて逢った 時の事 少し思い出せる
人渦に飲まれる君に 何と無く 声をかけた
その時 確かに 空の色は 薄暗く映え
微笑み返す君の表情に 少しの陰りを覚えた
今日ももうすぐ この別れ道 別々の方向へ 歩いてさよなら
僕は君の何を知れただろう
大切な時間が今日も...
有り触れた 形にはなりたくない
今想う事は一つ ずっと隣で笑う
その顔が いつまでもここに在ってほしい
霧がかる この距離に願う
でもそれは 難しいのだと
考えてしまう この感情は 薄暗い曇り空
また明日 逢えるから
それだけで 夜を越せれる
君の気持ちは霞んで見えない
なら信じる 想いは一つ
明瞭に見える この想い
途切れる言葉 でも想いは君に注ぐ
中身の乏しい 話だったとしても
君と繋がる ための大切な 心の接続手段
近づき過ぎて 嫌悪されてしまっても
諦め投げる 事だけはしたくない...
今隣歩く君よ いつまでも笑ってて
その笑顔 変わらずに此処に 在ってほしい
霧がかる この距離に願う
でもそれは 難しいのだと
考えてしまう この感情は この空に染められ
薄暗い曇り空...
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