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輪廻唄
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作詞 ユト |
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北向きの風 ガラス隔てて
スクリーンの 影を見つめる
満月の夜 ピアノの椅子で
湖の上 音がはじけた
1オクターブ高くなって
背伸びした音を包む
30cm上の楽譜
綴られた音を放つ
針の無い 文字盤で
時計回りに ただ走る
風が押し 雲が追う
月が隠れた 暗い夜
貴方は笑う
ネオンの光 手を取り合って
4分音符の ワルツを踊ろう
切手を貼った 私の声は
届くことなく 空ではじけた
1オクターブ低くなって
慰める音を抱く
30cm上の瞳
懐かしい声を探す
音の無い 鍵盤で
貴方を探し ただ走る
風も無く 雲も無い
月が笑った 星の夜
私は唄う
湖の上の月光ワルツ
満点の星で独唱アリア
廻り廻って終曲輪廻
また世界の何処かで会おう
口ずさむ歌 セピアの記憶
私色の 景色を刻む
等身大の 記憶の映画
まぶたの上で 貴方笑った
輪廻唄
(1オクターブ下の貴方の声)(30cm上の貴方の瞳)
(輪廻、また何処かで会おう)
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