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時雨
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| 作詞 ユト |
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時雨の雨に打たれて ただ歩き出す
思い出は雨のように
僕の体を濡らし冷やす
懐かしいアルバムに
後ろ髪引かれて振り返る
枯葉のように ヒラリヒラリ
光のごとく 通り過ぎる
記憶の景色 遠くかすむ
忘れる前に 深く刻む
繰り返すそのたび
僕は涙を流す
今だけは少しだけ
泣いてもいいよね
時雨の雨に打たれて もう戻れない
行く道は霧の中に
僕の心を溶かし包む
懐かしい後景に
後ろ髪引かれて立ち止まる
時雨のように ポツリポツリ
落ちる林檎 届かなくて
記憶の明かり 揺られかすむ
消え入る前に 今を刻む
歩き出すそれだけが
僕の勇気を阻む
今だけはもう少し
休んでもいいよね
時雨の雨に打たれて 後悔しない
駆け巡る走馬灯 走り出す記憶たち
立ち止まる僕の背中を押して
はり巡る雨 時雨（あめ しぐれ） 流れ出す記憶たち
振り返る僕はあの日の雨に
時雨の雨に打たれて 忘れはしない
振り向かず走り出す
僕は涙を拭いて
後悔はしないよう
心にしまっておくよ
時雨の雨に打たれて 振り向かず 歩き出せ
時雨の雨に打たれて 雨 時雨
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