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胡蝶夜
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| 作詞 ユト |
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ゆらゆら揺れて ふらふら飛んで
胡蝶は夜空を舞ってゆく
混濁した思考と 当惑した言葉と
迷宮いりした暗闇で 暗黙に弔う
混雑した道路と 困惑する言葉で
満月映る湖で 胡蝶を伴う
暗渠の水路で 孤独と共に
濁った翼で 空へと舞る
亀裂の入った 心と共に
サァ 飛び立とう 貴方へと
ゆらゆら揺れて ふらふら飛んで
胡蝶は空へと舞ってゆく
ぼろぼろ崩れ ばらばら壊れ
それでも月へと舞ってゆく
均一した真理と 心労した未来と
廃れた色の牢獄で 暗黙に弔う
遂行した瞬間（とき）と 沈黙した未来で
三日月映る水面に 胡蝶を伴う
空虚の世界で 孤高と共に
折れた翼で 月へと舞る
傷跡映える 身体と共に
サァ 飛び立とう 貴方へと
ゆらゆら揺れて ふらふら飛んで
胡蝶は空へと舞ってゆく
ずたずた裂かれ ばらばら壊れ
それでも月へと恋焦がれ
来世はもっと 届かぬ祈りで
現世はずっと 変わらぬままで
胡蝶夜 綺麗で儚くて
星空 綺麗で華やかで
前世はきっと 貴方の傍に
ゆらゆら揺れて ふらふら飛んで
胡蝶は空へと舞ってゆく
届かぬ想い 必ず捨てず
それでも月へと舞ってゆく
孤独と共に 孤独と共に
胡蝶夜静かで儚げに
貴方の傍に 必ず行くよ
胡蝶は静かに落ちてゆく
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