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漆黒の蝶
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| 作詞 ユト |
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崩れ落ちる音の粒 不協和音に包まれる
部屋の隅で足を抱えて 座る私を見つけた
光あふれる昼下がり 窓際蝶が舞い踊る
時計の音 何も無い部屋
木霊する
雲が流れるのが早い
少し嬉しかった
鏡の中でピエロが笑う
忌々しくて鏡を割った
鏡と共に
崩れ落ちる音の粒 不協和音に包まれる
部屋の隅で独りぼっちで 叫ぶ私を見つけた
光さえぎる昼下がり 窓際蝶が舞い踊る
世界の色 無色の私に
鼓動する
人は変わり果ててしまい
少し哀しかった
鏡の中でピエロが笑う
憎々しくて鏡を割った
鏡と共に
流れ落ちる色の粒 不快な色に染められる
部屋の隅で雲を見上げて 狂う私を見つけた
光を避ける昼下がり 窓際蝶が舞い狂う
セカイガカワッタンジャナイ
アナタガカワッテシマッタノ
ウシナウクルシサガコワクテ
スベテヲステテシマッタノ
崩れ落ちる鏡の破片 不協和音に包まれる
それをただ呆然と 見つめる私を見つけた
光あふれる昼下がり 窓際蝶が舞い踊る
崩れ落ちる音の粒 不協和音に包まれる
部屋の隅で足を抱えて 狂う私を壊した
紅蓮光に染まる部屋 漆黒の蝶が舞い踊る
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