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私々涙々
作詞 紗散 画宮
何度めかの朝 キミと出会い
笑顔の裏に 僕が見たもの
「いたいよ、いたいよ」と涙流す
崖の下に踞(うずくま)ってたキミ

でも夢じゃないみたい 手の温もり
確かめるように 握り返し
街のまん中 ひたすら遠回り
不思議そう でも黙っていてくれるキミ

素直に告げたところで こんな お伽噺
信じてしまうようなキミを知ってるから
言い淀んでいるうちに また9時の針
待って お願いだ 待って

たった数歩分 キミを引きずって行った
赤いバイクが トンネルの向こうに消えた
「いたい、いたいよ」と 運命に 中途半端に
転がされていくキミを見ていた
キミの涙を ずっと見ていた



何度めかの朝 キミと出会い
笑顔の裏に 僕が見たもの
「いたいの、いたいの」と涙流す
バイクの後ろで 潰れてたキミ

でも夢じゃないみたい 手の温もり
確かめるように 握り返し
目も合わせられない 僕の背中に
「何かあったの?」と聞いてくるキミ

きっと 何度 同じことを繰り返して
そんなんで 何が変わるわけもないのに
遠回りして 空回りして 9時の針
待って お願いだ 待って

たった数秒の間 キミを掠めていった
ぷつりと切れた電線は キミとともに落ちた
「くるしい、くるしい」と運命に 中途半端に
焦がされていく キミを見ていた
キミの涙を ずっと見ていた



何度めかの朝 キミと出会い
笑顔の先で キミが見たもの
「まってよ、まってよ」と涙流す
突然 踞ってしまった僕

大丈夫だって言って 黙ってついていく
一番最初に見た悪夢と同じ道に
今にも落ちてしまいそうな 雛鳥の巣
待って お願いだ 待って









知らなかったんだ 引力にただ身を任せて
岩肌の刃に 引き裂かれる こんな痛みは
僕と一緒に身を乗りだし 落ちていくキミを
どれだけ庇うことができた?


たった一瞬の出来事のように感じた
時計はゆうに9時をまわって 前に進んだ
「いたい、いたいね」と作られた笑顔の先には
キミが救ったイノチがあった

僕が救ったイノチがあった

キミの涙を止めれなかった

やっぱり僕はダメなヤツだな

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 私々涙々
公開日 2018/05/07
ジャンル ロック
カテゴリ 別れ
コメント 【テーマ詞:タイムリープ】いたい。いたいよ。でもね。
AABS AABS ABSSS'
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