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じゆう
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作詞 傑木 |
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空を見上げると雲が風に流されていた
僕もあんなふうにずっとどこか遠くへ流されてみたい
でもそんなことになったら
すぐに帰りたいなんて言うんだろうな
安心を求めて 生きるのが人だから
不安しかない空の旅は たぶん僕には無理だろうな
それでも何度も何度も空を見上げて
雲を羨ましそうな目で見つめてしまう
まるで自分にはないものをほしがる子供みたい
それは本当に気兼ねない自由
でもそれはつまり不安定
自由だということが不安を作り出している
どっちに転がりたいんだろうか
自由だけど不安な生き方か
不自由だけど安定した生き方か
そんなこと考えてみても
たぶん僕は安心を選ぶんだろう
自由なんて無意識に捨ててしまう
そうやって人は生きているんだ
自由になりたいと空を見上げつつも
今の束縛された人生を大切にしようとするんだ
何も失いたくないって思ってる
そして変わりたいと思ってても
心の底では変わりたくないと叫んでる
全てはちっぽけな平和のため
いま感じている安心を失いたくないから
空を見上げると雲が風に流されていた
僕もあんなふうに自由を怖がらずに楽しんでみたい
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