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小さなライオン
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作詞 T_Kamm |
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今日も安全地帯に、ひっそり隠れて
目につかないようノルマをこなす
このスタイルに特化した
長い舌を伸ばし、時々近づく
甘い果実を誰よりも早く口の中にいれた
味に不満はないけれど
それは本当の僕の姿なのか?
この世界に生まれ、今まで
僕が僕を生きた瞬間はどれくらいだろう
なんて今日も自分に問いかけながら
安全地帯へうまく隠れている
周りに合わせ身を隠す、そんな生き方に
いつからなってしまったんだろう
皆がそう言えば、僕もそう言って
一応だけど小さなアピールをしてみる
それは本当の僕の生き方なのか?
何にも属さない、我が道を貫く志は
どこに置いてきたのだろう
気づけばもう、僕が分からなかった
ふと一人になったから周りを眺めた
その景色はやけに暗いようで
だからこそ見つけたのは、ノートの最初に書いた本当の僕
風は吹いている、雲は流れている
立ち止まっているのは、そうだね僕だった
ただ広い荒野で、夢中で追い求めてた
あの時の僕は紛れもない、本当の僕だった
一歩ずつだけど、もう一度足を伸ばそうか
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