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雪華
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作詞 紅霞 |
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自分の中にぽかりと開いた穴
それを埋めようとして
僕に足りないものを
持っているような君に依存していた
ハチャメチャで天真爛漫な君は
いつも自分に正直に生きていた
そんな君が眩しくて僕は憧れていたんだ
君とともに居ると この降り積もる雪のように
欠けた何かが埋まるような気がして
手のひらに舞い込んだ雪など
すぐに溶けてしまうことなど忘れてしまっていた
後悔してる 君を止めなかったこと
僕はまたあるがまま受け入れて
君が離れていくのを
まるで他人事のように感じていた
でもそれじゃあ駄目だったんだ
足掻かないと手にはいらないのに
気づいたのは君が去った後だったんだ
無くしてしまった 心の一欠けらは誰かに
与えてもらうようなものじゃなかった
自分で探し見つけていかないと
いけなかった事に嫌でも気づかされた
僕の頭上の空から降る白い雪華
手に触れた瞬間に幻だったかのように消えてしまう
それがまるでこの恋みたいで
とても切なくて一人空見上げてみた
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