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窓の外は泣いてる
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作詞 syarin |
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溜め息混じりの言葉を吐き捨てる
曇りきった空に登って小さな粒を落とす
枯れた心に潤いを 遠くの雲を見つめ
あなたがいる町の彼方へ 想いを馳せてみる
窓の外では雨 世界が泣いている
薄汚れたを時代を洗い流すかのように
今日の空は雨 世界は静かに眠る
寂しそうな夕暮れが待ちくたびれている
一人分の傘に隠れながら道を行く
慣れた優しさは凍えて小さな涙を落とす
空っぽを埋められない 不器用な僕だから
あなたが待つ街の彼方へ 想いを叫んでみる
窓の外では雨 雨音にかき消される
積み重ねた思い出が静かに溶けていく
明日の空は雨 世界は過ちを繰り返す
寂しそうな星空よ どうか降り注いで
窓の外では雨 世界が泣いている
僕らの足跡を消してしまうかのように
僕の心は雨 一人傘の中泣いている
記憶の景色が今日も滲んでいる
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