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この想いが溶けてしまうまえに……
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作詞 なつ |
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“片思いの子に、卒業したら告白しよう”
低学年の時 誓った想い
その想いに嘘はなかったけれど……
もっとずっと遠い後の事だと思っていたんだ
まさか意外にもこんなに早くその日がくるなんて
全然考えてもいなかったんだ
カレンダーをみてはため息をつき
何度も書き直してよれよれになった手紙にまた向き直る
どんな言葉を使えば、この想いを伝える事ができるのか
もっとずっと簡単な事だったんだね
「愛してる」としか言いようがないのだから……
あと二週間ばかりしか、そばにいられない
カレンダーをみてはため息をつき
とめようがなくてこぼれた涙が固まった机にまた向き直る
どんな魔法を使えば、この想いを伝える事ができるのか
初雪のなかで、気付いたら君に叫んでた
大好きだって、泣きながら君に叫んでた
降りやまない雪のせいで視界が真っ白
それでも自然と、まぶたの裏に君の姿がくっきりみえた
初雪のなかで、気付いたら君に抱きついてた
大好きだって、泣きながら君にしがみついてた
降りやまない雪の音が全ての世界を包んでた
そんな世界のなかで私と君、たった2人きりに思えた
この腕を振りほどいて君が走り去った後も
降りやまない世界でぽつりと立っていた
もう叫ぶ声も嗄れていた
走り出す足も動かなかった
「行かないで」ってしがみついた腕、今はただぶらぶらと
初雪のなかで、気付いたら君に叫んでた
大好きだって、泣きながら君に叫んでた
この想いが溶けてしまうまえに、
固まったまま君にぶつけてしまえ!
この想いがが溶けてしまうまえに……
固まったまま、君にぶつけてしまえ!!
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