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虚無感は捨てて
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作詞 にゃがと |
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何にもないんだよ
最近何にも
ないんだよ
気付けば君は
屋上から道路を
見下ろして
楽しいことなんて
楽しめなければ
何にもないんだよ
そんな悲しいことしか
思いつか
ないんだよ
烏が覆い尽くす
夕焼けを見ながら
すれ違い際に
オヤジが煙草を
ポイ捨てする
そんな帰り道
煙を見て何を思うのか
無力な自分をただ
見つめているようで
今日も冷めきった
夕御飯を食べて
君は
自分の体温さえも
忘れていくのだろうか
見るもの全てが
自分を
透き通っていくなんて
君は脱け殻なんかじゃ
ないだろ
We just live,
and there is
an existence
value
la la la la
この世界で
価値のあるものなんて
いくらでもあるけど
命だけは何よりも
重いものだから
捨てないで
その命を
捨てないで
ポイ捨てされた煙草
みたいに
終わりたくないだろ
We just live,
and there is
an existence
value
死ぬことよりも
生きることの方が
辛いとしても
死ねば何も
やり直せないよ
それこそ何にも
ないんだよ
We get something
by living
This earth
supports you
君が歩けば地が固まり
君が走れば風が歌い
君が話せば言葉が踊り
君が聞けば音がはしゃぎ
君が見れば光が屈折し
君が息すれば肺が恵まれ
君が食べれば血と肉になり
君が寝れば今日が終わり
君が起きれば今日が始まり
君が生きているだけで
地球が存在価値を
与えてくれる
We just live,
and there is
an existence
value...
例えば
深呼吸してごらん
その肺活量の分
君は生きる価値を
与えられているんだよ
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