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背色の風〜君に伝えたい事〜
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作詞 葉 |
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くだらないって呟いてみたんだ 曇り空をゆらり眺めながら
規則正しい足跡の中で 右向け右にならいながら
つまらないってごまかしているのさ 明日もきっと同じなんだよと
セピア色あせた言葉並べて 謝るばかり 過ちばかり
子供の頃のように 笑ってみたいんだ
日暮れまで遊んだ 公園の空
優しい風の中に 夕飯の匂いに
おかえり 母の声
大人になりたいと 願ったあの頃に
優しさだけじゃ ここまで来れなくて
時にもがきながら また苛立ちながら
つまずいて べそをかいて
それでも君は 笑顔でいてくれるかい
独りは気楽だなんて笑ってる いつもの誰かをまたさけずんで
口に出す事さえもためらって 愛想笑いでまた乗り越えている
流れ行く時間に追われながら 過ぎ行く日々に意味はないんだと
セピア色あせた僕を眺めて 謝るばかり 過ちばかり
子供の頃のように 叫んでみたいんだ
肩をくみあって あの蒼い空
別れるその時に 手を振る背中に
また明日って 叫んで
大人になりたくて 急いだあの頃に
心のままじゃ 辿り着けなくて
時に嘘をついて また押し殺して
愛想ついて 距離をとって
それでも君は 叫び続けてくれるかい
忘れていた郵便受けは
風にあおられた煙草の煙
少しだけ開いてくれたけど
言葉と共に消えていくんだ
大人になれないと 落ち込んだあの僕は
例え小さく けれど大きな
世界を見つけてた 透き通る瞳で
そんな君の傍に 少しでも居たかった
大人になりたくて 急いだあの頃に
心のままじゃ 辿り着けなくて
時に嘘をついて また押し殺して
愛想ついて 距離をとって
それでも君は 叫び続けてくれるか
それでも君は 頑張れといってくれるか
僕は君そのものだから
子守唄を聞いてて
笑顔のまま眠って
そしておやすみ 温もりを感じて
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