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帰宅途中 夜の空
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作詞 葉 |
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第一回目の呼吸は 覚えていないけれど
五月蝿いくらいに叫んで 泣いていたんだろう
何回目の呼吸とかは 覚えきれないけれど
大切にしなきゃくらいは 分かっているつもり
第一回目の産声は 覚えていないけれど
とても綺麗な星月の 夜だったらしい
何回目の鼓動とかは 覚えきれないけれど
刻んだ数大切って 知っているつもり
母さんの背中に抱きついて
父さんの背中を見ていた
暖かくて 頼もしくて
分かっていたんだ これが幸せだって
嗚呼 今日も綺麗だなぁ
星達に名前がある様に 月に満ち欠けがある様に
僕がここに在る事も 沢山の繋がりの中で
貴方が名前をくれたから 貴方が僕を産んでくれたから
この夜空の様に 優しく誰かを照らす
僕で在りたい
第一回目の言葉は 覚えていないけれど
「宇宙が出来ました」くらい 大事なんだろう
何回目の言葉とかは 覚えきれないけれど
「ありがとう」の感謝だけは 伝えたいんだよ
夕飯の匂いに誘われて
おかえりと迎える笑顔が
温かくて 優しくて
分かっていたのさ これが愛なんだって
嗚呼 今日も綺麗だなぁ
星達がいつか流れる様に 月が浮かばぬ夜がある様に
僕がここに在る事も 何処か置いてかれない様に
貴方がくれたあの温もりを 貴方が教えたあの優しさを
この星空の様に 大切な誰かを照らす
僕で在りたい
大切な人を愛する
僕で在りたい
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