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愛愛傘
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| 作詞 うさぎとかめ |
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突然降り出した雨 走り出す雨の中
たった一本の傘 届けてくれた君
「君のはないの?」 と僕が問う
「一緒にさすのよ」 と君が言う
触れた小指 あの日指切りした
君の小指は あの日の僕を
残したまま 離れていった
激しさを増す 雨のパレード
君の方が濡れる 引き寄せてみた
君の髪の香り一つ もう思い出せないのに
あの日の僕らは 恋をしたんだよ
だから今は 愛してるでいいだろう?
強くはなれない 君がいないからさ
あと少しでいい 雨よやまないで
他愛もない話を 繰り返しては
期待する僕を 気にも止めずに
君は無邪気に 笑顔はあの時のまま
忘れはしないさ 何もかも
忘れることは 君と恋したことへの罪だから
ただ未来の君が どんなだとしても
今までどおりの 生き方をしていて
真っ直ぐに 生きていくんだろう
曲がりくねった 道も行くだろう
そんな道に 君がぶつかった時
手を差し伸べられる 距離にいたい
愛愛傘は 僕を残して
君の笑顔と 香りを残して
もうさせないよ もうさせないよ
ほら 雨がやんだ
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