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残酷
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作詞 残酷な神々の支配の中 |
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腐ったこの世界 薬じゃもう治らない。
正直に生きることが難しい
偽物の仮面がもう顔に張り付いている。
もう取れることは無いだろう。
問題を抱えた人に哀れみの目を向ける中、心の中では馬鹿にしたような笑い。
日本の将来を担う今の世代は馬鹿なことするのに精一杯だ。
どこに行こうともあるのは戸惑う自分、未来の見えない自分、失望している自分・・・。
馬鹿なことを囀りまわる政治家。
阿呆なことを宣言してまわる教師。
夢みて恋して現実を見ようともしない若い世代。
数字とアルファベットに対して脳みそひっくり返して楽をするために考えられた「文明」
その「文明」で我々は世界の滅亡を、寿命を早まらせ結局また「文明」に走る。
存在意義――今の我々にあるのだろうか?
呼びかけても、呼びかけても終わらないドラッグ騒動。
「カラダに悪い」といいながらも吸い続けるタバコ。
「百害あって一利なし」とほざきながら意味の無い行動を反復する私たち人類。
私たちは一度滅亡するべきだ。
それこそ真実だ。
これ以上に地球にとって、世界にとって一番いいことだ。
我々の「文明」が地球を滅ぼすのなら廃ればいい。
我々の「行動」が世界をだめにするのなら動かなければいい。
我々の「欲望」が心を腐らせるのなら何も感じなければいい。
「欲を捨てろ」とわめくやつらは「欲」の必要性を分かっていない。
「生きたい」も欲望だ。
人類よ、どこにも行く道は無いのなら廃ればいい、壊れればいい、腐ればいい。
人類よ、すべてを拒め、すべてを拒否しろ。
もう我々に未来は望めない。
人が持つ笑顔が偽者になった時点からもう我々の敗北だ。
馬鹿なことをしゃべりまくる時間があるのならすこしは改善に時間を割いてはどうだ?
人よ、皆よ。この世界は君らが消えれば安定するのだ。
腐った世界 薬じゃもう治らない。
偽物の仮面がもう顔に張り付いている。もう取れることは無いだろう。
雨は打ち響く。
風は舞い踊る。
その世界が終わるまで。
われらの出番が終わるまで。
人よ、皆よ。この世界は君らが消えれば安定するのだ。
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